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大御神社

寺・神社・教会

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お触りOK! 見て☆ペタペタ触って☆感じて…不思議な二つの美しき…

  • 5.0
  • 旅行時期:2020/02(約6年前)
ウェンディさん

by ウェンディさん(女性)

日向 クチコミ:11件

日向の細島にある大御神社はアマテラスの孫のニニギが地方視察に出た際に立ち寄った地、また、神武天皇が化鯨を退治した地として知られる神社です。

しかし、この神社にはそれ以上に興味深いポイントが3つあります。

1. 縄文時代の遺跡の水窟がありその中には大きな球形の玉石が沈んでおり、人々はそれをドラゴン・ボール(龍玉)と呼び、子孫繁栄を祈願するパワースポットである
2. 巨大な細石があり、その一つはニニギがその上に立った神座(カミクラ)である
3. 阿蘇火山の火砕流が作り出した柱状節理と細石の境界線が地表面に現れている

1. ドラゴン・ボールと石窟 に関して
縄文時代からの遺跡というのは周囲の出土品からも明らかですが、水窟の中に入っている球が縄文時代から龍玉だとされていたのかどうかを示唆する明確な文書はなさそうです。
ただ、縄文人が水窟の内側を螺旋模様に切り込みを入れていたのは事実で、螺旋構造(切れ目なくつながる文様)に子孫繁栄を重ね合わせていたとしても不思議ではありません。

2. ニニギが立った神座(カミクラ)の細石 に関して
神座(カミクラ)の細石は、宮司さんが「きっとこの上にニニギが立ったに違いない」と直感して、そのように命名したと神社のHPにあったので、昔からそのように語り継がれてきた伝承というわけではなさそうです。
しかし、神座はやはり縄文時代から祭祀場の役目を果たしてきた場所であることは明確なので、何らかの意味がある石であることには変わりありません。

3. 柱状節理と細石の境界線 に関して
これは実際に自分の目で見れば一目瞭然で、海岸線の岩の種類が左右で割れているところがあり、その二層に分かれる岩の様子はなかなかユニークです。
昔は異なる種類の岩であった細石と柱状節理が溶け出したカルシウムと石灰により一つの岩のようになってしまっている海岸線は、地質的には非常に面白い場所です。
もちろん、柱状節理と細石の分かれ目の岩の上には立つこともできるし、触ることも、その気になれば、その上で体を横にして二種類の石が放出する大地のパワーを味わうことだってできます。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦

クチコミ投稿日:2020/05/15

いいね!:5

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