京都の良識
- 4.0
- 旅行時期:2018/01(約8年前)
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by はちのすけさん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:85件
30年ぶりに嵯峨野を歩いたが、嵐山から天龍寺、野宮神社界隈は失望の連続だった。人が多いこともさりながら、町並みが新京極のごとく薄っぺらに変わってしまったからだ。昔、嵐山にタレントショップが相次いで開店した時、それらのショップによる町並みの変化を予見した人々から嘆く意見が上がったが、その危惧が不幸にも的中してしまったのだ。が、そんな中でも大覚寺には救われた。御所だった寺院共通の風格は門前から維持されており、一歩踏み込むと低く広がる松が「京都の寺院」に招き入れてくれた感じだ。建物は端正。室内はどちらかといえば女性的な感じがするが、よく磨きこまれており、心地よい観賞だった。庭園も見事。久しぶりの大沢の池もそのままだ。池に面した舞台では茅の輪が設けられていた。あらためて四季折々に訪ねてみようと思った参拝だった。祇王寺との共通拝観券がある。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/12/26
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