庭に使われている岩は、屋敷を購入したときからある礼拝石以外は徳島県吉野側の上流の緑色片岩が主体だそうです。
- 4.0
- 旅行時期:2019/11(約6年前)
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by peanuts-snoopyさん(非公開)
下鴨・宝ヶ池・平安神宮 クチコミ:10件
滋賀・京都の4つの美術館を芸術の秋に訪れる旅で訪れた美術館の内の一つです。
予約制で、各回10名ほどが案内されます。
重森三玲旧宅は、近隣にある吉田神社の神官の邸宅であったものを、昭和18年(1943年)に東福寺方丈庭園などの作庭で知られる庭園家の重森三玲が譲り受けた邸宅で、重森三玲旧宅の書院・庭園部は 「重森三玲庭園美術館」として公開されています。
枯山水庭園の坪数は100坪弱とコンパクトですが、石組みや繊細な苔で組まれた見事なもので、書院前には平らな礼拝石が据えられ、礼拝石のすぐ奥には三尊石が組まており、さらに塀側には、仙人の住む島を表現した石組が配置してあります。
白砂で見立てた海に浮かぶ舟を表現している舟石は「入り舟」、「戻り舟」の二石が据えられています。
重森三玲庭園美術館:枯山水庭園
邸宅は吉田神社旧社家で、木造平屋建ての書院は国の登録文化財となっている。
庭園は15畳の座敷からの眺めを意識し、重森本人が設計したもので、立たせた石を重なるように配し、力強いイメージの枯山水となっている。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/12/18
いいね!:2票
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