京都三弘法めぐりの一寺
- 3.0
- 旅行時期:2018/11(約6年前)
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by ちはるさん(女性)
今出川・北大路・北野 クチコミ:2件
「京都三弘法めぐり」弘法大師ゆかりの3寺の1つです。他の東寺、仁和寺に比べ、小さく、知名度も低いお寺で、今回三弘法めぐりをするにあたり、初めて知りました。「京都三弘法めぐり」は江戸時代の四国八十八カ所遍路に出発する前に3寺で菅笠、金剛杖、札箱をいただき道中の安全を祈願して出発したとのこと、途絶えていた風習を平成24年に京都三弘法霊場会により復活されました。
このお寺の縁起は「空海が42才の夏、こちらに修行で90日間滞在され、自像を手彫りされ、それをご本尊とされた。1217年上賀茂神社の神主 松下能久が「霊光の照らした地に一宇を建立せよ」との神託を受け、神光院が建立された」とのことでした。
さらに歌人、陶芸家の太田垣連月尼が1866年76才で移り住み、85才で亡くなりました。庭には「蓮月尼舊栖之茶所」の石碑がありました。
仁和寺から市バス59番に乗り、千本北大路で下車、市バス1番西賀茂車庫行きに乗り換えて神光院前で降ります。16:00頃に到着しました。本堂右横に受付があり、そちらで御朱印をいただきました。三弘法めぐりのグッズの取り扱いなど無く、参拝客はもう1組だけでした。御住職より三弘法めぐりが復活して参拝客が顕著に増えたとお話を伺いました。本堂は閉められており、ご本尊の弘法大師像を拝観することはできず、お庭の紅葉の写真を撮ってわずか15分の滞在でした。
三弘法めぐりの一環で訪問しましたが、遠くて、わざわざ訪れたわりには、最後に見応えもなかったことから、商業性を感じる、なんとも寂しい締めくくりでした。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 遠い。市バス1番西賀茂車庫行き、神光院前
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 他には三弘法めぐりの1組のみ
- 見ごたえ:
- 3.0
- 本堂は閉まっており、御朱印をいただき、庭を巡るのみ
クチコミ投稿日:2019/11/03
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