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そごう美術館

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挿絵はテニエルか、ラッカムか、ディズニーか?ディズニー版からのファンの方にはあまり向いていないかも/古典アリス・ファンならば必見の展覧会☆国内外の貴重な資料がたくさん♪写真撮影も部分的にOK【不思議の国のアリス展】

  • 5.0
  • 旅行時期:2019/10(約6年前)
ウェンディさん

by ウェンディさん(女性)

横浜 クチコミ:43件

ルイス・キャロルが綴る不思議な物語【不思議な国のアリス】【鏡の国のアリス】のファンの方なら必見の展覧会が2019年春より日本各地で開催され、関東地方での開催は横浜のそごう美術館のみ。
横浜会場の会期は11/17までで、215点の作品が展示されています。

出品元は日本の聖徳大学、英国のオクスフォード図書館・大学、そして個人所有の品々。
このような展覧会でなければ見ることのできない多くの品が集まっていました。
展示品の中には横浜会場でしか貸し出しが許可されなかった挿絵画家テニエルが下絵の参考にした著者ルイス・キャロルのアリスのデッサンもあり、見応えは十分で当日券1500円(高いですが)の価値は十分にあると思います。

出展の展示物の写真撮影は、基本は不可ですが、近年のイラストレーターが描くアリスの挿絵部分だけは撮影可能でした。
また、現在のカメラ技術を応用したお遊びの展示や草間彌生の水玉デザインのアリスのイメージ画など、古典的なアリスのイメージしか持っていなかった私には斬新な展示も多くありました。

アリス・ファンの方ならば必見の展覧会ですが、行くならば【不思議の国のアリス】だけではなく、【鏡の国のアリス】をもう一度読み直してからがお勧めです。
昔に【不思議の国のアリス】を読んだことあるから・・・程度の浅い知識のまま展示を見てもなかなか理解しにくい展示方法ですので、しっかりと読み直してから行く方が展示内容をより深く理解できると思います。

また、ディズニーからアリスの世界観に入った・・・というファンの方には、この展覧会は全くお勧めしません。
今回のアリス展はディズニー版が好きな方には馴染まない可能性が高いです。
ディズニー版の甘い女の子らしいアリスではなくシニカルなアリスが展示品の主を占めていて、あくまでも古典的なアリスの世界感に浸りたい方にお勧めです。

施設の満足度

5.0

アクセス:
4.0
横浜駅から徒歩5分弱
コストパフォーマンス:
4.0
当日券1500円の価値はあある
人混みの少なさ:
3.0
休日は混んでいます
展示内容:
5.0
出品元は日本の聖徳大学、英国のオクスフォード図書館・大学、そして個人所有の品々

クチコミ投稿日:2019/10/27

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