戦いの途上で土方歳三が疲れを癒した湯
- 3.5
- 旅行時期:2019/05(約7年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
恵山・亀田半島 クチコミ:20件
川汲温泉旅館と明林荘の2つの温泉があり、今回は、川汲温泉旅館の方を利用しました。昭和の香りがする古びた温泉ですが、清潔に保たれています。入浴料は¥400円ですが、備え付けのシャンプー等は無いので注意が必要です。なお、受付では、タオル、歯ブラシ、カミソリなどとともにシャンプーも別途販売されていました。
入浴料金は、2019年5月現在、小学生以下は無料のようなので、家族連れなどにはお得だと思いますが、あまり大勢は入れない小さな浴槽の温泉です。
内湯のみで露天はありません。
国道の上の高台にあり、日中は男湯の方は日差しが入り込んで、ごく狭い範囲ですが、時間帯によっては日光を浴びながら湯につかることもできました。
泉質は無色透明、無味無臭で、温泉分析表にはpHが9.0と書かれていたのですが、アルカリ性の温泉の割には、肌はツルツルにはなりませんでした(軽くスベスベ程度)。
ただ、柔らかい感じの湯ざわりで、とても落ち着きました。
館内に解説が掲示されていたのですが、箱館戦争の際、五稜郭を獲るために川汲峠を越えようとした旧幕府軍の進軍経路となり、峠での戦いに勝利した土方歳三が、一旦、この温泉に戻り、翌日に備えて疲れを癒したそうです。
旧暦10月と言いますから、冬の始まりで、当時の兵士たちは温まってなかなか癒されたと思いますが、訪れた日は北海道各地で気温が上がり、40℃に迫る地点もあったとかで、屋内の浴槽しかないこちらの温泉では、あまり長く浸かっていられませんでした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 泉質:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/06/05
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