「Aシート」ですが、2019年3月23日現在、利用するのに始発駅で並ぶという本末転倒な状態となっていました
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- 旅行時期:2019/03(約7年前)
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by フロンティアさん(男性)
姫路 クチコミ:174件
関西地区の東海道線・山陽線(JR琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線)等を走るJR西日本の快速列車で、青春18きっぷを使用して山陰・広島・四国方面への旅行の際によく利用しています。
一部の列車を除き12両編成で運転され、従来の場合、全ての車両が乗車券のみで利用可能でした。しかし2019年3月16日のダイヤ改正により一部の列車(1日2往復)の9号車に「Aシート」と称する座席が付いた車両が導入され、こちらの「Aシート」を利用する場合、乗車券の他に別途500円する乗車整理券が必要となりました。
その為、2019年3月16日と2019年3月23日に「Aシート」が連結される列車の1つである野洲11時59分発新快速姫路行きを利用しようとした時の話を紹介します。
◎2019年3月16日の場合
米原11時20分発新快速姫路行きで野洲まで向かい、野洲でこの列車に乗り換えようと試みましたが、デビュー初日の為か11時44分現在、1乗車口あたり30名位、計60名以上の列(9割以上男性の鉄道ファンの方でした。)が出来ていました。
その為、野洲から乗車するのを諦め、大阪からの乗車を試みましたが、大阪到着時でも空席があるどころか出入口付近に多数の立ち客がいて、利用するのを断念しました。
◎2019年3月23日の場合
米原10時50分発新快速姫路行きで野洲まで向かい、野洲に11時15分頃に到着しましたが、その時点では乗車待ちの方はほぼ見当たりませんでした。しかし11時40分過ぎにホームに向かったところ、1乗車口あたり10~20名程度の列が出来ていました。(ほとんどが男性の鉄道ファンの方でした。)
幸いこの日は利用することが出来ましたが、野洲発の時点で全ての2人掛けシートのうち誰か1人は座り、3~4割位の席は相席になっていました。
守山・草津等では相席でよければ座れる位でしたが、京都で1乗車口あたり10名程度の乗車があり、京都発の時点で全ての席が埋まるとともに座れない方も出てきました。
大阪等途中までの利用もありましたが、姫路までの長距離利用も多く、大阪からの着席利用は困難な状態で、明石辺りまで全ての席が埋まる状態でした。
明石辺りでいくらか下車があり、その先からの乗車はほぼない為、運がよければ2人掛けシートを1人占めできた方もいました。
(僕自身は窓側席に座れましたが、京都から姫路まで相席にされました。)
◎評価
「Aシート」は新快速自体、基本的に混んでいてなかなか座席にありつきにくい為、その事態をフォローする為に設けられたと聞いていますが、デビューして日が浅いせいか「Aシート」の席に座る為に始発駅の野洲である程度並ばなければならないという本末転倒な事態となっています。
座席自体はリクライニングシートの為、快適ですが、長時間にわたって相席での乗車になるリスクがある為、ゆったり乗車できるかはビミョーなところです。
リピート利用したい気持ちは無くはないですが、今の状況であるのであれば利用はパスします。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 乗り場へのアクセス:
- 5.0
- 車窓:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/03/27
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