2018年3月に太陽の塔の内部公開が始まってから約1年が経過し、入館予約が取り易くなったので行って来ました。
- 4.5
- 旅行時期:2019/02(約5年前)
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by 幸ちゃんさん(男性)
吹田・万博公園 クチコミ:1件
太陽の塔は、1970年の大阪万博におけるテーマ館になっていて、来館者は地下展示室 過去:根源の世界<いのちのうた><自然><心の森>を見た後、太陽の塔の内部に入り<生命の樹>を見ながら4基のエスカレータを乗り継いで2階回廊まで上がり、右腕内の5基目のエスカレータで地上30mに架けられた<大屋根>にある空中展示を見てから地上に降りるようになっていました。
万博が閉幕して、ほとんどのパビリオンは撤去されましたが、太陽の塔は1975年に永久保存することになり外壁の修理が行われました。太陽の塔内部は現在の建築基準法に適合しないため一般公開されませんでしたが、2016年10月から耐震補強工事が始まり、腕から下は壁の内側に20cmのコンクリートを増打し、腕から上は鉄骨による補強を行い、塔の軽量化を図るためエスカレータは全て撤去されました。
地下展示室は<地底の太陽>ゾーンとして生まれ変わり、行方不明になった<地底の太陽>は復元されてプロジェクションマッピングを使った展示になっています。万博当時と同じものが復元されたわけではなくリニューアルだったので少しがっかりしましたが、<生命の樹>は当時のままだし、復元されたオブジェも多く、初めて見るる人にとっては、これで良かったのだと思います。
万博記念公園の入場券(250円)を買って中に入り、太陽の塔の後ろにある地下の受付で入館予約QRコードを提示し、700円の入館券を買って入館します。予約した入館時刻の20分前から入館可能です。
建築基準法により塔内部に多くの人が入れないので、最大16名のグループで<生命の樹>を見ながら腕の部分にある2階回廊まで階段を登ります。踊り場に相当する場所には、説明員がいて<生命の樹>のオブジェについて解説してくれ、一番上の2階回廊に着くと左右の腕の内部が見えます。大屋根はもう無いので、ここから普通のビルの約10階分の階段を降りることになります。エレベータを使って見ることも出来ますが、停止する階が階段と違うそうです。
1階部分の<地底の太陽>ゾーンと<生命の樹>ゾーンは写真撮影可(フラッシュは禁止)ですが、カメラやスマホを落とすと大変危険なので<生命の樹>ゾーンの階段を上がるところから撮影禁止になっていました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2019/02/23
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