乗り継ぎ割引制度は大いに活用したいものですね
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- 旅行時期:2019/01(約7年前)
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by ケロケロマニアさん(男性)
函館 クチコミ:289件
基本的に函館は観光の町ですので、公共交通機関を利用して函館巡りをされる方の殆どは、一日乗車券などのフリー切符の利用をご検討されることが主流だと思いますが、実は函館バスは、乗り継ぎ制度が非常にお得な料金設定になっていてお勧めです。
乗り継ぎバス停などに決まりがありますので、注意しておく必要がありますが、そのバス停での1時間以内の乗り継ぎで、最低運賃どうしなら、何と僅か50円で乗り継ぐことが出来ます。欧米やアジアの幾つかの町では普通のことかと思いますが、日本では乗り継ぎ割引はあっても、割引分の金額の方が大きいという事例はあまりないように感じられるので、この制度は知っておいて損はないと思います。
因みに、最低運賃を超えた場合は、その差額分だけが降車時に徴収されるシステムで、バス+バスのみならず、バス+市電でも同じルールなので、例えば、今回私は函館空港から湯の川までバス、そこから市電と移動しましたが、最初に、空港→湯倉神社前(湯の川地区における指定乗り継ぎバス停、通常運賃は240円)の降車時に乗り継ぎであることを告げると、50円増しの290円が徴収され(私はバスカード利用)、湯の川電停から函館駅前電停(市電)は通常240円の運賃ですが、これは最低運賃の210円より30円高いので、降車時に30円追加徴収され、トータルで320円の運賃、ということになる訳です。
尚、函館バスでは降車時精算のため、この1時間乗り継ぎルールは降車時ベースとなりますので、乗り継いだ先で乗車に時間がかかるようなルートですと、1時間を越えてしまわないように注意しておく必要があります。
もう一つの注意点としては、この乗り継ぎルールは函館バス発行のICカードでは同様のルールで適用となりますが、SUICAなど他の事業者発行のICカードは、運賃支払いは可能ですが、乗り継ぎ割引は適用されませんので、乗り継ぎ割引料金で乗車したい方は、面倒でもICカードは使用せずに、現金かバスカード(函館バスでは2019年1月現在ではまだプリペイドタイプのバスカードが現役です)を使用の上で、乗り継ぎ前の降車時に乗り継ぎ運賃を支払ったうえで、後続のバスに乗り換えるようにして下さい(現金払いの場合は乗り継ぎ券が発行されます)。
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- コストパフォーマンス:
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- 人混みの少なさ:
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クチコミ投稿日:2019/02/03
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