オペラ歌手藤原義江の住んだ家は、またも閉鎖中。
- 2.5
- 旅行時期:2019/01(約5年前)
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by tadさん(男性)
下関 クチコミ:143件
イギリスの友人夫婦が下関を訪問してくれた。我々とも音楽とワインが共通の趣味で、長年付き合っているのだが、今回、日清講和会議の会議場を見た後で、こちらの入口まで来てみた。彼らは大変なオペラ好きなので、日本の草分け的テナー歌手には、当然、関心を持ってくれたのだが、今回も閉鎖中だった。彼とは数年前にも、来たことがある。今回、彼女は初めてだったし、イタリア・オペラ好きでもあるので、内部をぜひ見たかったらしく、建物の写真だけでもと、一生懸命撮影していた。
なにしろ、隣の日清講和会議のほうは、ロンドン大学で勉強した伊藤博文のことを聞かされた次の場所だったので、よけいにヨーロッパとの関係を示すものが多いのに驚いていた。旧英国領事館の前を先ほど通り過ぎたばかりだったし。。。しかも、赤間神宮の境内では、4か国連合艦隊に長州が幕末に敗れたことなども知っており、歴史的にも興味深い地域だと納得してくれている。この藤原義江も、グラバーやホームリンガー商会などの関係があってこそ、オペラ歌手につながったのであろう。
外から写真だけ撮って、内部見物はあきらめた。私は随分前に、内部も見たことがあるので、その思い出を話して聞かせた。内部では、かつては、SP盤のレコードをかけてもらった記憶がある。時々、レコード鑑賞会もここで開催されていたと記憶する。
- 施設の満足度
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2.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
クチコミ投稿日:2019/01/22
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