ザビエルは1550年秋に下関に上陸後、山口を目指す
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- 旅行時期:2018/12(約7年前)
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by tadさん(男性)
下関 クチコミ:143件
古川薫著の「ザビエルの謎」(文芸春秋1994)によれば、フランシスコ・ザビエルは、鹿児島に1549年8月15日に日本への初上陸をした。9月29日には島津貴久に謁見している。島津が布教を喜ばないことを知り、二か月滞在した後、平戸に向かう。「平戸から陸路を伝って豊前に至る。関門海峡を渡って下関に上陸、歩いて山口に入った。」とあるが、日付はない。その後、「1550年12月から1月までは京都への旅行中だったので、2度目に山口に来た1551年12月25日が日本初のクリスマスであり、明らかに「大道寺」教会でおこなわれた。」とある。領主大内義隆から布教の許可をえている。下関の碑に書いてある1550年秋というのは、推定のものであろう。
なお、京都での布教がうまくいかなかったのは、当時応仁の乱の後で、京都は荒廃していたこともあるだろう。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2019/01/02
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