北海道命名150周年の年の最終営業日に行ってきました!
- 4.5
- 旅行時期:2018/12(約7年前)
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by ケロケロマニアさん(男性)
松阪 クチコミ:32件
北海道で暮らす住民として、北海道命名150周年の年(2018年)の最終営業日にこちらに足を運ぶのは宿命だと思っていましたが、何とか実現することが出来ました。
立地的には正直とても不便で、自家用車・レンタカー利用の方以外だと、基本的にはタクシー、或いは近鉄の伊勢中川駅から数キロを歩くか、旧三雲町で運行されているコミュニティバス(本数は少ないです)でのアクセスになるかと思います。
ただ、私は松阪駅でレンタサイクルを借りて行きましたが、思った程は遠くなく、道も基本的には平坦なので、案外、自転車利用はお勧めです。
但し、私の訪問時は寒波がやって来ていて、この記念館に到着する頃には、何と霰が降り始めました。天候次第ではかなりハードな行程になります。きっと、松浦先生が、”北海道よりようこそ!”と、歓迎下さったのだと理解させて頂きましたが…。
あと、主に国道23号線沿いを走行することになるかと思いますが、路肩が狭く、段差ありまくりの歩道走行を余儀なくされるので、乗り心地はあまり良くない道です。
記念館に関しては、やはり遥々北海道からやって来て良かったと思わせて頂けるものばかりでしたし、スタッフの方は、北海道から来たことを告げると、物凄く歓迎して下さいますので、是非、道民の方は、北海道テイストを存分にアピールしていって下さいね。
因みに私は、2018年12月にセントレアで開催していた、北海道民がセントレア利用でやって来た際に、空港の案内所で、住所を証明するIDと搭乗半券を提示すると、入館無料券を頂ける、というキャンペーン利用で、無料入館しましたが、通常は350円かかるようです。
更に、2018年には、この記念館から数百メートル行った場所に、松浦武四郎誕生地として、新たに整備された旧家も、この料金で共通入館できますので、是非足を運んでみて下さい。(この移動があるので、実はタクシーやバス利用だと、ここまで歩くのが大変だがと思うので、自転車利用をお勧めするもう一つの理由となります。)
この旧家に関しても見所が多いですし、こちらにもボランティアガイドさんがいらして、沢山の貴重なお話を聞くことが出来て、とても感動しました。
松浦武四郎は、旅人としても尊敬すべき方で、一日60~80キロ歩くのは普通だったそうですね。現在の旅人的視点からも学ぶことは沢山ありますし、何よりも一北海道民としては、北海道先住のアイヌ民族に対する敬意を表して、彼らと寝食を共にし、彼らの視点から、アイヌに対する狼藉を繰り返していた松前藩や政府の批判を繰り返した、という理由で、これまでの教科書には、あまり大きくは取り上げてこられなかった人物ですが、ここ数年で色々な側面から再評価されています。是非皆様もここに足を運んで、彼の偉業や思想、行動の軌跡をじっくりと学んでみて下さい。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2018/12/28
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