車窓からも映画”ハナミズキ”の紗枝の家が見える
- 3.0
- 旅行時期:2018/12(約7年前)
-
-
by しそまきりんごさん(男性)
白糠・音別 クチコミ:11件
利用者が少なく、廃止の論議もある駅です。
複線の駅で、駅舎のある側の1番線は帯広方面、29または30段からなる跨線橋(エレベーターなど当然ながらありません)を渡った側には簡易な屋根もあって、釧路方面の列車が発着します。
しっかりした造りの小屋の駅舎もある駅ですが、無人駅で、待合室とトイレがあります(駅員室もありますが、入れません)。
降りると駅前に数軒からなる集落があると思いきや、そのうち何軒かは冬の間の雪の重みのせいか、崩壊していました。
煙突から湯気が上がっている家があったので、人が住んでいる家もあるのかもしれません。
ただし、お店はなく、7、800mほど歩いて国道に出ても同様です。
なにせ周辺は尺別原野とも呼ばれる自然が残る場所なのですから。
駅を降りて右手、集落の端っこの方に数年前に話題になった映画、ハナミズキに登場する紗枝の家があります。
家の側面に”ハナミズキ”と出演者の名前が書いてあるので、駅に降りなくても、知っていれば列車の車窓からも見えるかもしれません。
尺別駅に着く手前、帯広側100mも無いところで、少し奥の方の家がそうです。
現在は、家の中へは入れないようになっていました。
尺別駅の駅舎にはかつてこの駅に乗り入れていた雄別炭鉱尺別鉄道に関する記事が貼ってありました。
昭和40年辺りまで、現役で操業していた尺別炭鉱までの軌道で、駅の西側から7、8km離れた炭鉱跡まで廃線跡があるようです。
駅を降りた際に、素朴な見所として訪れてみてもよいかもしれません。
尺別駅の見所としては、紗枝の家、尺別炭鉱跡、エミュー牧場(遠くから眺めるだけ?)、眺めのよい新音別八景なるものの尺別の丘がありますが、いずれも思い入れなどがないと楽しめない素朴な見所です。
- 施設の満足度
-
3.0
- 施設の快適度:
- 2.5
- バリアフリー:
- 2.5
クチコミ投稿日:2018/12/03
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する