磯地区に移設された明治37年の建物
- 4.0
- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by ゆっくさん(男性)
鹿児島市 クチコミ:45件
尚古集成館を見学後、異人館に向かおうとしたところ、レトロモダンな建物が2棟建っていました。どちらも、ペパーミントの板張りの外壁に瓦の屋根で和洋折衷で、趣がありますね。
海を背にして左側の二階建ての建物が、旧芹ヶ野島津家金山鉱業事業所です。残念ながら、私が訪れた時は、中には入れませんでした。
明治37年に鹿児島県北西部の芹ヶ野金山に建てられた島津家の金鉱山の事務所だそうで、昭和61年に現在の地に移設されたそうです。国の登録有形文化財に指定されています。
戦前には、仙巌園や尚古集成館を管理している島津興業が、鹿児島市内に移設し、本社屋として利用していた時期もあったそうですが、今はカフェとして利用されいます。
ちなみに、海を背にして右側の平屋の建物は、鹿児島市北部に明治42年に建てられた島津家の吉野植林所の事務所だそうで、昭和61年にこの場所に移設されたそうです。こちらも国の登録有形文化財に指定されています。磯工芸館として、薩摩切子のギャラリーショップとして活用されています。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/10/26
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