ニトヌプリ

自然･景勝地

山頂からのイワオヌプリ、アンヌプリの山容が見事

4.0
旅行時期：2018/09（約6年前）

蘭越・寿都クチコミ：31件

五色温泉からイワオヌプリ、ニトヌプリ、途中、ニセコパノラマラインを挟んで、チセヌプリ、長沼、神仙沼と縦走することができます。
今回は、神仙沼側からスタートしたため、ニトヌプリはパノラマラインの道路から登り始めです。
ニトヌプリは標高1080ｍの山。
パノラマラインの登山口は既に標高830ｍあるので、標高差250ｍほど登ってしまえば山頂です。
入口のところにニトヌプリ山頂まで1ｋｍの標識がありました。

パノラマラインのちょうど峠近くの共和町と蘭越町の境界付近にチセヌプリ、ニトヌプリ双方の登山口があります。
２つは100ｍと離れておらず、チセヌプリ側の道路脇に車数台が停められる駐車スペースがあります。
ちなみにバス停はありません。
ニセコ駅からの路線バス（ニセコ線）は、季節運行で、夏場を外れると、土日祝のみの運行となります。
公共交通機関では、五色温泉のバス停または、神仙沼のバス停を利用して縦走するか、湯本温泉のバス停からてくてくパノラマラインを上がってくるしかありません（大谷地のバス停も離れています）。

ニトヌプリの登山道は、チセヌプリの登山道に比べれば岩があまりなく、登りやすいですが、灌木が生い茂り、やや急です。
10年ほど前はややクマザサに難儀した縦走路でしたが、2018年の9月は笹刈りが行われた直後だっただけに、大分登りやすくなっていました。
9月下旬半ばでしたが、紅葉はもう少し色づきがほしいところでした。
10月初めあたりが見ごろかという感じです。

ニトヌプリのパノラマライン側は、パノラマラインを爆走する車やバイクの音が聞こえ、ちょっと趣に欠けます。
山頂近くなって、やっと音が聞こえなくなりました。
そして山頂は双耳峰。
北側の峰が最高点のようで、登山道が続き、山頂標柱が立っていました。
訪れた時はあいにくチセヌプリ方面はガスに隠れてしまっていたのですが、それでも、イワオヌプリ、アンヌプリの見事な山容を眺めることができました。
羊蹄山はアンヌプリに隠れて見えませんでした。

そしてここからイワオヌプリへの縦走が始まります。
五色温泉へは、少しイワオヌプリの肩を登りかけますが、イワオヌプリ山頂と分岐してそのまま温泉へと直行して下ることができます。
途中、硫黄が噴出し、登山道やその斜面が白っぽい砂利になっている箇所がありました。
さすがイワオ（硫黄）ヌプリです。