緑豊かな山地と山村を行く

4.0
旅行時期：2018/08（約7年前）

盛岡クチコミ：22件

いわて銀河鉄道の好摩駅とＪＲ奥羽本線の大舘駅との間の約１０７キロを３時間ほどで結ぶ路線ですが、列車は通常、好摩駅でなく、盛岡駅から発車しています。
2両編成の気動車で運行することが多いようで、車内にはトイレもついています。

緑豊かな山地とその麓の山村を行く路線で、途中、2度ほどある峠越えでは、気動車がエンジン音をうならせながら、一生懸命、急傾斜を登っていきます。
特に、安比高原越えが急です。
標高も高いようで、盛岡側から行くと、安比高原以降は、横間-田山がちょっと高いくらいで、後は傾向的に大舘までひたすら下っているような感じでした。

夏は緑が爽快な路線ですが、これなら錦秋の秋、白銀の冬なども景色を楽しめそうです。
途中、渓谷なども渡ります。

車両は、窓が開かない新しい気動車でした。
ドアは停車駅ごとに全てのドアが開き、無人駅では後方の車掌さんが降りて改札をしていました。
開くドアが運転席の後ろのドアなどに制限されるワンマンカーではないのかな？

乗車した列車では、途中、鹿角花輪と十和田南で、数分から20分弱の停車時間がありました。
十和田南では進行方向が変わるスイッチバックのため、鹿角花輪では主要駅のためでしょうが、駅前をちょっと散歩するくらいしかできませんでした。

途中の駅名にもありますが、沿線には温泉もあるので、景色を楽しみながらも、ぜひとも途中下車してゆっくり楽しみたい路線です。