西門近くに『西国巡礼三十三度行者満願供養塔』
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- 旅行時期:2018/04(約6年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
ミナミ(難波・天王寺) クチコミ:90件
四天王寺西門の近くに『西国巡礼三十三度行者満願供養塔』がありました。
江戸時代に西国巡礼行者が「西国三十三所観音霊場」の巡礼を33度終えて満願結縁した記念に建立された石塔です。
道路が整備され、便利な交通機関も利用できる現代であっても西国三十三所を巡ることはそう簡単ではありません。
江戸時代に険しい道を徒歩で、1年に3回ずつ11年かけて33度も巡礼するのは、行者さんが巡礼のプロとは言え、本当に大変なことだったと思います。
だからこそ、こうして満願を記念して、このような立派な石塔が建てられたわけですね。
四天王寺の西門は日想観の聖地でもあり、極楽浄土入口として、篤い信仰を集めてきた場所ですから、とても相応しい場所だと思いました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2018/08/15
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