高野山の奥天空の社
- 4.5
- 旅行時期:2018/08(約7年前)
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by 河内温泉大学名誉教授さん(男性)
高野山周辺 クチコミ:7件
丹生都比売神社は外鳥居の内、朱塗りの反り橋を渡り、重要文化財指定の楼門の奥に鎌倉時代の本殿が四殿、「丹生都比売大神」「高野御子大神」「大食比売大神」「市杵島比売大神」の順に祀り、合わせて四所明神と名付けています。因みに二番目の高野御子大神は、空海を高野山へと導いた先の高野明神です。神社の楼門前の石段や地面も赤っぽく見える、さすがそこまでは演出していない地の色でしょう。60年ほど前には、神社の近くに朱砂を採掘するささやかな工場があったと云う。朱い土の上に立つ天空の神社といえるのでしょうか。
維新後の廃仏毀釈まではこの付近には数多くの堂塔が建立されていて、56人の神主と僧侶が共に神仏に仕えていたと云います。今は神社のみが残り、思えば心ないことをしたものだと嘆くのは私だけではありません。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2018/08/11
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