2018年３月のダイヤ改正により京都から大阪までの利用は便利になりましたが、湖西線方面から京都・大阪等への利用の場合、大変不便になりました

4.0
旅行時期：2018/05（約8年前）

姫路クチコミ：174件

　関西地区の東海道線・山陽線（JR琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線）等を走るJR西日本の快速列車で、青春18きっぷを使用して山陰・広島・四国方面への旅行の際によく利用しています。
　2018年３月のダイヤ改正により土日祝日の京都から大阪にむけての新快速が増発されたのですが、今回はそのことについてです。
　京都発の場合、10時08分発と11時08分発の２本が増便され、京都から大阪へ向けては１時間あたり４本から５本の運転となり、その点は確かに便利になりました。
　しかし増発されたこの２本の新快速、８両編成での運転（通常は12両編成）と車両数が少なく、さらに大阪止まりの為、三ノ宮等神戸方面へのお出掛けには使えないのが残念です。
　また京都から大阪までの間で増発されたこの２本の新快速、永原８時54分発と敦賀９時23分発の湖西線を経由する新快速が使用されていますが、平日ダイヤの場合、京都駅に９時54分、10時58分に到着するのが土日祝日ダイヤの場合、京都駅に10時05分着、11時05分着に変更されただけで、湖西線区間での列車の増発はありません。
　さらに湖西線から利用する場合、以下の点でのデメリットがあります。

①永原・敦賀の発車時刻の変更はない為、永原・敦賀等から利用する場合、京都・大阪への所要時間が延びてしまう

②平日の場合、姫路まで直通する為、三ノ宮等神戸方面まで乗り換えなしで利用可能ですが、土日祝日ダイヤの場合、大阪止まりの為、神戸方面へ向かう場合、乗り換えが必要

③平日ダイヤの場合、区間によっては12両編成での運転となりますが、土日祝日ダイヤの場合、最大８両編成の為、席にありつくチャンスが少なくなる（但し敦賀～近江今津間は平日・土日祝日問わず４両）

　つまり京都から大阪までの利用の場合、本数が増えるというメリットがありますが、湖西線方面からの利用の場合、以上の点からメリットは見あたらず、デメリットばかりの為、非常に不便になったと思います。