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東大寺の至宝と気の抜けた常設展

  • 4.0
  • 旅行時期:2018/06(約6年前)
毛利慎太朗さん

by 毛利慎太朗さん(男性)

多賀城・塩釜・利府 クチコミ:6件

特別展「東大寺と東北」が終了する1日前の、6月23日(土)13時20分頃訪問。
なみいる国宝、重文の展示物で一番印象に残ったのは、東大寺と五劫院の五劫思惟阿弥陀如来(ごこうしゆいあみだにょらい)、この2体である。
この仏像の特徴はなんといっても、バッハやヘンデルを思わせる螺髪(らほつ)、数メートル離れた位置でも凄まじいインパクトを我々に与える。
仏像大使のみうらじゅん氏といとうせいこう氏の解説によると、この2体が並ぶのはほぼないとのこと、音声解説(料金520円)をつけなければこの事実を知ることはなく、つけて正解であった。
15時30分過ぎまで特別展をじっくり観覧し、常設展はさらっと30分ほどで通りすぎる。
印象として、模型、パネル、映像の展示が多く、さっきまで「実物」を見たせいか気の抜けた感じもする。
特別展にあった国宝の金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図(中尊寺大長寿院蔵)の複製品が常設展にあったのは笑ったなあ、今だけの珍事であろう。
常設展のなかでけっこうためになった資料は、江戸時代、佐沼(登米市)からお伊勢詣りにいった人々についてのビデオ解説である。
途中、江戸で歌舞伎見物、金比羅詣り、善光寺詣でしながら90日かけて、地元に帰ってきたという。
徒歩での苦労が忍ばれると共に、寄り道しながらの旅というのも、村の衆からみれば旅費を出してもらってるわりに極楽とんぼという感じもするが、楽しそうでもある。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
5.0
国府多賀城駅の向かい
人混みの少なさ:
2.5
ガラスケースの前がごちゃごちゃしてゆっくり見られないのは土曜日だからやむを得ず。
展示内容:
4.5
常設展の足りないところをダイナミックな特別展が補う感じ。
バリアフリー:
5.0
有料ゾーン、無料ゾーンともに障害者トイレあり。

クチコミ投稿日:2018/06/24

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