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将軍山駅

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将軍が見晴らしを眺めた将軍山最寄りの駅

  • 3.0
  • 旅行時期:2018/04(約8年前)
しそまきりんごさん

by しそまきりんごさん(男性)

上川・東神楽 クチコミ:43件

駅近くに将軍山があります。
駅名の由来となっている山で、その昔、旭川の第7師団を率いた永山武四郎が登ってその展望を眺めた山です。
視界が良ければ大雪山の眺めがきれいな山ですが、彼は観光で眺めた訳ではありません。
それよりも昔、札幌の円山に登って札幌の開拓を構想した島義勇(北海道神宮境内や札幌市役所庁舎内に像がある)を想起させますが、上川盆地の東側から、兵村の配置など、この地の開拓の術を練ったのでしょう。
将軍山山頂西側には、彼の訪問を記念する石碑が立っています。

将軍山は、標高238mで、山の東側の十条道路から2か所、山の北側及び南側を巡る登山道があります。
なお、238mと言っても、平地の標高が高いため、比高は6、70mで、ピクニック気分で容易に登れてしまいます。
車1台が通れるほどの道が、山頂付近の石碑のところまで続いていますが、木の枝が落下していたり、草が生えていたりして、車では難しそうです。
少なくとも傾斜が急で通常の車では困難でしょう。
南周りの登山口にある少しのスペースに車を停めてアクセスするとよいですが、ここではぜひとも存廃が微妙になってきている将軍山駅を利用してほしいものです。

4月下旬、ほかではカタクリも咲いていますが、将軍山自体は殺風景な雑木&植林の林で、気温が涼しめの山の北側でエゾエンゴサクが咲いているほかは、春の草花はあまり楽しめない山です。
針葉樹林帯を除いて、木々が葉を落としているこの時期は、梢の合間から周囲の景色がチラチラ見えていますが、山頂西側の石碑付近でないと視界は開けません。
また、石碑の辺りから三角点がある最高地点までは灌木の茂る、道なき道を進みます。
最高点付近では、南側の展望が一部で開け、視界が良ければきれいな大雪の山並みが見えますが、訪れた時は折からのシベリア大火災によるPM2.5の影響で霞んでいました。
永山武四郎が危惧したロシアの影響が、現在でもこんな形でこの山に及び続けているのですね。

施設の満足度

3.0

施設の快適度:
2.0
バリアフリー:
3.5

クチコミ投稿日:2018/05/02

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