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熱海芸妓見番歌舞練場 施設情報・クチコミに戻る

プロの芸妓衆による艶やかな舞で楽しめます!

  • 4.0
  • 旅行時期:2018/04(約6年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

熱海 クチコミ:16件

『熱海芸妓見番歌舞練場』(通称:芸妓見番、略称:見番)は、熱海芸妓衆の稽古場として「熱海芸妓置屋連合組合」により1954年(昭和29年)に落成した地上2階、地下1階の建物です。
「芸妓(げいぎ)」は、関東で用いられる芸者の呼び名のひとつで、関西での呼び名は「芸子」となります。
ちなみに修行中の芸者の呼び名が「半玉(はんぎょく)」で、京都での呼び名が「舞妓(まいこ)」となります。
また、「見番(けんばん)」は、芸者衆が所属している仲介を行う「置屋(おきや)」の組合の呼び名になります。
最盛期の昭和30年代には芸妓衆が1000人を超え、置屋の数も200軒を超えていたそうです。
(現在は、芸妓衆が120名余り、置屋も50軒程度となっているようです。)
『熱海芸妓見番歌舞練場』へのアクセスは、JR「熱海駅」から約1.4キロメートル(徒歩17分程度)、路線バスを利用する場合はJR「熱海駅」より紅葉ヶ丘・ひばりヶ丘方面行きにて「清水町」下車(乗車時間約10分)となります。
今回は、1990年(平成2年)の『熱海芸妓見番』大改修工事を基に熱海のゴールデンウィーク看板イベントとして、毎年4月28日・29日(1日2部公演)に開催されている「熱海をどり」(第29回)を観に立ち寄りました。
現在は、建物の漏水(雨漏れ)補修工事のため建物廻りに工事用仮設足場が組まれていましたが、『熱海芸妓見番歌舞練場』の前を流れる初川の両岸には、現在活躍されている120名余りの「芸妓」の名前が入った「熱海をどり」の幟が立ち並びとてもとても華やかでした。
建物内部の写真撮影は一切禁止とのことで写真はありませんが、玄関を入ると正面に歌舞練場の緞帳付き舞台があり、舞台の前が客席となっている畳敷きの1階広間と2階に桟敷席があります。
2階まで吹き抜けの折り上げ格天井造りの大きな空間とその空間の1・2階の客席廻りには、芸妓衆の名前と置屋の屋号が入った丸提灯が賑やかに飾られており、熱海が日本屈指の華やかな「芸者街」であり伝統芸能として繁栄してきたことがうかがわれます。
今年の「熱海をどり」の演目は、常磐津「東都獅子(あづまじし)」と端唄・俗曲「積雪慕恋容(つのるおもいやこいすがた)」で、普段観ることの無いプロの芸妓衆27名による艶やかで見応えのあるお薦めの舞台です!
初日第二部の公演を観ましたが、客席はほぼ埋まっていました。また、第一部も大勢の方が観に来ていたようでした。
チケットは、一般席全席自由となっており当日整理券が配布されますので、観に行かれる場合は時間に余裕をもって行くことをお勧めします。
また『熱海芸妓見番歌舞練場』では、1998年(平成10年)から毎週土・日曜日(臨時休演あり)の11時から「湯めまちをどり華の舞」と題して約30分の公演もあります。
「湯めまちをどり華の舞」は、お茶とお菓子付きで公演を観ることができ、公演後には芸妓さんと一緒に記念写真撮影ができるそうです。
「熱海をどり」では、建物内部の写真撮影が一切禁止だったので、「湯めまちをどり華の舞」の舞台も観に行き芸妓さんと一緒に建物内部の写真撮影をしてみたいと思います。
「湯めまちをどり華の舞」の公演も人気があるようで事前予約を入れておくと良いそうです。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
3.5
熱海駅から約1.4キロメートルです。
人混みの少なさ:
4.5
「熱海をどり」は賑わっています。
バリアフリー:
3.0
見ごたえ:
4.5
プロの芸妓衆による艶やかな舞台です。

クチコミ投稿日:2018/04/30

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