大きな竪穴住居の跡のよう
- 3.5
- 旅行時期:2018/04(約8年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
斜里 クチコミ:21件
斜里からウトロに向かう国道から2、300mほど外れた場所にあります。
耕作地の中に疎林の下にありました。
ストーンサイクルと言いますが、まず石ではなく、まるで、大きな竪穴住居の跡のような土の丸い陥没があり、その中に、ところどころ幾つか、丸い形状に石が散りばめられていました。
学術的な詳しい知見を持ち合わせていないので、ただこれだけを見てもピンときませんが、入口のところに解説看板が立っています。
人骨と書かれていたので、実際の骨なども見つかっているのでしょうか?
余市の西崎山環状列石や北見枝幸のオホーツクミュージアムでは、貝塚などカルシウム分の多い場所でない限り、二酸化炭素を溶かした雨水が流れ込む一般の酸性土壌中では、骨は長い年月の間に溶けて消えてしまうと解説されていました。
疎林を外れると、辺りは広い耕作地で、よく耕されずに残ったと思いますし、一見すると素朴で、ただの広い土の窪みなので、よくこれが古代からの遺物だと気づいたものだなと感心しました。
アクセスは車だと、道路脇の入口スペースに車を停められますが、木々をロープで結んだ車止めがあります。
ただの疎林に囲まれた広場な感じなので、駐車スペースを求めてそのまま進んでしまいそうですが、くるぐれもそこで停めておかないと、ただの土盛りのような遺跡を破壊してしまいます。
遺跡はそれほど素朴な造りです。
バスでは、国道に出たところに斜里―ウトロ間の「朱円西区」バス停がありますが、本数はあまりありません。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/04/18
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