見所満載のお寺です
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- 旅行時期:2018/04(約8年前)
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by DoubleO7さん(男性)
和歌山市 クチコミ:6件
JR紀三井寺駅を出ると線路を挟んだ反対側の山の中腹に朱鮮やかな堂宇が緑に映え美しく見えました。駅から歩いて10分強で紀三井寺に着きます。まず朱鮮やかな楼門が出迎えます。美しく大きな門です。4月5日の参拝でしたが桜は葉桜となっていました。楼門をくぐると長く急な石段があります。210段あり25段、33段、42段、60段と男女の厄年の区切りがついているようですがとても数えている余裕などありませんでした。石段の途中に寺名の由来となった三つの井戸の内の清浄水と楊柳水がありました。楊柳水は祠になっており水が出ている様子は分かりませんでした。石段を上りきると堂宇が建ち並び振り返ると素晴らしい眺めで随分と高くまで上ってきたことが体感できます。左手に風格ある本堂があります。御本尊の十一面観音は秘仏ですが内陣に入ると正面に別の十一面観音や千手観音を拝むことができました。大変厳かな雰囲気の内陣の左には阿弥陀如来、右には薬師如来がいらっしゃいました。本堂の右手を上ったところに多宝塔があります。朱鮮やかな美しい塔です。そばに開山堂があり770年開基の歴史を感じます。本堂を背に新仏殿に向っていくと左手に歴史を感じる大師堂、そして朱鮮やかな鐘楼、六角堂があります。六角堂は西国三十三箇所を巡礼するのに等しい功徳があると伝えられ小さいながらも立派な造りでした。新仏殿は鉄筋コンクリート造り3階建てで3階部分は朱塗りの塔となっています。御本尊は千手十一面観音立像で2008年の落慶です。木造の立像仏では日本最大で間近で仰ぎ見る金色に光り輝くお姿に驚嘆、感動しました。もう一つの井戸である吉祥水は裏門を出て右に道なり徒歩数分の住宅街にあります。見所満載のお寺でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2018/04/17
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