米沢の意地かな?
- 4.0
- 旅行時期:2018/03(約8年前)
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by T04さん(非公開)
米沢 クチコミ:21件
「伝国の杜」と「上杉城史苑」の間から「松が岬公園」に入り、堀に架かる舞鶴橋を渡ってすぐ左手の階段を上ったところに大きな「招魂碑」がありました。案内板には、この石碑の大きさや碑名といった説明と並んで、戊辰戦争や西南戦争の犠牲者を慰霊するために建てられたという建立の目的、また日清戦争や日露戦争の犠牲者も合祀されていることなどが記されていました。しかし考えてみれば、国に殉じたと認められている人々は一般的には招魂社(=護国神社、靖国神社)に祀られているはずが、こちらは招魂碑。そうか、米沢は戊辰戦争では西軍(薩長側の自称は官軍)と戦って敗れた側でしたね。日清・日露両戦役での犠牲者は間違いなく招魂社に入るはずが、そうした英霊も合祀されているとあるのは米沢の意地でしょうか?
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 「松が岬公園」内にある「上杉神社」の参道脇、宿泊先の「東京第一ホテル米沢」からなら☆3.5ですが、米沢駅周辺からだと☆2.5くらいと思います
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 雪の残るオフシーズンの朝、それも参道脇の階段を上った場所なので、人の姿はありませんでした
- 見ごたえ:
- 4.0
- 高札に記されていたように、高さ約3.4m、総高約5.8mという大きな凝灰岩に、稲穂の芯を束ねた大筆で記名したという石碑は見応えがあります
クチコミ投稿日:2018/04/08
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