４００年前の武家屋敷散策を！～　出水麓武家屋敷群

4.0
旅行時期：2018/02（約8年前）

出水・伊佐クチコミ：7件

鹿児島県内では知覧と並ぶ武家屋敷群ですね～、そして、規模では最大を誇り、残る武家屋敷もかなり立派で裕福な造りに目を惹かれます。

他の武家屋敷群と違って出水は経済的に裕福だったのか邸宅屋敷そのものが別格だったように感じます。
邸宅屋敷そのものの敷地面積や、家屋の規模に建て方・門構え、庭園に至るまで贅が尽くされているようです。
これは知覧の武家屋敷群などとは明らかにその違いが判ります。

緩やかな坂を用いた丘陵地帯に碁盤の目を意識した街路造りに、石垣に生垣を用いた囲い込みなど、防衛面にも優れた町造りが「麓」と称されるものなんですね。
やはり旧薩摩藩は他藩・外部との接触にかなり神経を尖らされていた事が伺われます。

また、この地域には店舗などが殆ど無いことも町歩きには重要な要素なんですね！。
だから、車も人も通りが少なくて、ゆっくりと静かに楽しむことが出来るには大変有難いことで、住民の方々や出水市には感謝を致します。

鹿児島市内観光だけではなくて、４００年前の「麓」町並みを是非！、散策して頂きたいですね。