松林の中に佇む馬たち
- 5.0
- 旅行時期:2017/08(約7年前)
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by napaさん(非公開)
下北半島 クチコミ:6件
岬の先端の強風吹きすさぶ草地で草を食んでいるというイメージでしたが見当たらず、岬を巡る道路を走らせていると松林の中に見つけました。徐行していなければ見落とすところで予想外でしたが、思いがけず幻想的な風景でした。とてもおとなしい馬たちで、人が近づいても逃げも寄って来もしません。群れは牝馬あるいは当歳馬ばかりで、牡は1頭も見あたりませんでした。観光客の危険防止に牡は別のところで管理しているのかもしれません。
蒙古馬の血を引くということで木曽馬や御崎馬のような小柄な体格を想像していたのですが、ここでも予想は裏切られました。道産子とも違う、北海道のばんえい競馬に用いられるブルトンやペルシュロン系の馬です。おそらく肉用馬として取引されるのでしょう。一時は9頭まで減っていたところ、有志による保護で現在は30頭ほどまで回復しているそうです。冬は集落近くの越冬用の放牧地に移されるようで、さすがに厳冬期は粗放的な管理ではないようです。野生馬ではなく家畜ですので。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
クチコミ投稿日:2018/02/02
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