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刑部岬

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旭市防災資料館で先年の震災を学んでから眺めの良い刑部岬へ

  • 4.0
  • 旅行時期:2017/11(約8年前)
jijidarumaさん

by jijidarumaさん(男性)

九十九里 クチコミ:9件

日本の小旅行?:匝瑳・飯高檀林・松山庭園美術館、旭・刑部岬・防災資料館
(2017年11月26日?11月27日)

日の落ちるまで時間があると、旭市の防災資料館に向かった。国道126号線は少々混んでいたが、浜辺に立つ資料館に着いてみると、誰も見かけない。駐車場はいいおか潮騒ホテルと兼用している様子で、広いものの駐車中のものはホテル客の車ばかりだった。
資料館の窓から中を見ると、電気もついている。ドアを開けていると、責任者の方が招じ入れてくれた。

<旭市防災資料館>
旭市萩園1437(いいおか潮騒ホテル東側 隣接)・月曜休館
http://www.city.asahi.lg.jp/kanko/002_11.html

2011年3月11日に発生した東日本大震災(地震)と、それに伴って発生した津波は東日本各地に甚大な被害を与えた。
この日、千葉県九十九里の沿岸も地震発生の3時間後、三度にわたり津波が押し寄せて、旭市一帯に大きな被害を出していた。資料館の展示によれば、震度5強、死者14名、行方不明者2名、住宅被害3827世帯という甚大な被害である。
資料館の写真でも、海抜高さ7.6mの大津波が旭・飯岡地区に襲いかかり建物や車を次々と破壊してしまった様子が見られた。陸上への浸水が地上2.1mに達し、住宅・店舗・工場・役所などに大きな被害をもたらしたとある。

旭市防災資料館は旭市に甚大な被害をもたらした東日本大震災の記憶を後世へと伝えるべく、また、悲劇を繰り返さぬよう防災の知識を学習する為、2014年7月19日に開館したそうである。
ここの展示室の写真やDVD「被災地あさひ ―被災から復旧、そして復興へ 2011.3.11の記録(21分の上映時間)」も大いに参考となるものだった。他市の子供たちも校外学習に訪れると云うから、大事な役目を果たしているようだ。

資料館の屋上は津波緊急避難施設でもあり、緊急時には外階段から屋上に避難することができるとか。地上約11mの高さで、約600名を収容できる。
・・・・・

11月27日(月)はゆっくり12時まで「かんぽの宿 旭」で過ごした。
今日の予定は宿から遠望した刑部岬です。

<刑部岬(ぎょうぶみさき)>

刑部岬は千葉県旭市上永井にある岬で、眺望がすこぶる良いと聞く。
岬には飯岡灯台が設置されて、写真好きには絶好の場所のようだ。
この岬は銚子市の犬岩からずっと切り立った断崖を形成している屏風ヶ浦の南端になる。その断崖はさすがにここからは見られないが、ともあれ岬の高さは65ⅿ、ここから見える一帯は大津波の来襲で傷みつけられた飯岡漁港やその先に見える旭市防災資料館、かんぽの宿 旭、そして九十九里浜が弓状に連なり、太東崎まで66kmの砂浜が続いているのである。

岬の周辺は上永井公園と称する。飯岡灯台や「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜(平成13年3月オープン)」があり、展望館に上がってみた。上々の天気ながら、風は強い。それでも寒さを感じるほどではなかった。
前述したごとく眺望がすこぶる良い。望遠鏡で覗いてみると、驚くほど近くに見え、丁度漁を終えて帰港する数隻の漁船が港内に入ってくるのが見えた。よく見ると魚釣りの客船のようだ。

展望館の傍に漁港を望んで「あしたのジョー」の石像があった。防災資料館の傍にも同じものがあったが、作者のちばてつやが飯岡に在住していた時期があったそうだ。その先の北総台地には風力発電の大きなプロペラが回っているのが見える。
・・・・・

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
アクセス:
4.0
景観:
4.5
人混みの少なさ:
4.0

クチコミ投稿日:2017/12/10

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