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成相寺

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西国三十三観音 第二十八番札所

  • 5.0
  • 旅行時期:2017/11(約8年前)
azuraさん

by azuraさん(非公開)

天橋立・宮津 クチコミ:7件

風光明媚な天橋立が境内からも見える
そうです。
今回私は時間が足らず、宮津湾のみ
橋立まではみられませんでしたが
同じツアーの方は、境内の展望台から
見えたとおっしゃっていました。

車で5分くらい登った、成相山の山頂
展望台からは、間違いなく絶景が望めます。

成相寺といえは、美人観音で有名ですが
それにまつわるエピソードを。。


右大臣高藤が観音様にお願いして授かった
男子は、大変笛が上手な子に育ちました。
中納言になったその子は、両親が早くに
亡くなりその霊を慰める為、毎日笛を
吹いたそうです。

それを聞いていた梵天国の王(仏教の
守護神)は、すっかり中納言を気に入って
自分の娘を嫁にやると告げたそうです。
その娘はたいそうな美人でした。

それを聞いた時の天皇は大変羨んで
中納言に無理難題を押し付けたそうです。

その中の一つに、梵天国の王印を貰って
来い。があり、仕方なく中納言は梵天国へ。
そこで食事をしていると、近くで人でも
ない鬼でもない飢えた骸骨の様なものが
食べ物を欲しがったそうです。
それが、羅刹国のハクモン王(牙を持ち
人を食う悪い鬼)とも知らず、慈悲深い
中納言は、ご飯を分けてやりました。
しかもそこご飯は一粒千人力の力がつく
物だった為、ハクモン王は食べるや否や
直ぐに鎖を切って、大空に飛び立ったそう
です。その際かねてから想いを寄せていた
中納言の妻も連れ去ってしまいます。

妻を連れ去られ、世の中に無情を感じた
中納言は出家してしまいます。
ある時、中納言は観音さまのお告げで
羅刹国へ向かいます。苦労を重ねてやっと
辿り着いた羅刹国で妻と再会。連れ帰ろう
とするとハクモン王が追いかけて来ます。
追い付かれるすんでの所で、迦陵頻伽
(極楽にいる想像上の鳥)と孔雀が
飛んできて、ハクモン王の車を地獄の底まで
蹴り込んだそうです。

無事に屋敷に辿り着いた二人は、丹後へ入り
やがて80歳を迎えた二人は、妻は成相寺の
観音さまに、中納言は知恩寺の文殊となり
現在も一切の生き物を救っておられる
そうです。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
社員・団体旅行
人混みの少なさ:
3.0
バリアフリー:
1.0
見ごたえ:
5.0

クチコミ投稿日:2017/11/15

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