まるでソーダ水のなかで、金魚か錦鯉になってしまったかのような珍しい体験

3.5
旅行時期：2017/10（約8年前）

by カスピ海さん（非公開）

二条・烏丸・河原町クチコミ：1件

京都に行くと日本庭園で、錦鯉をながめるひととき、ありますよね。錦鯉の目線で、もし、京都を見たとしたら・・・そんな体験をした気分になれる昭和初期を思わせるお店。

ブルーのライトは女性の肌をもっとも美しくみせる光だそうで、青い電灯に照らされたほの暗い店内。いろんな色に染まったゼリーがすこしずつソーダ水に浮かんだゼリーポンチ。レモンとキーウィとさくらんぼが乗ったレトロ乙女が恥じらうかわいらしさ。

ソーダは甘くなく、もしかしたら付いてきたシロップをかけて味を調整するものだったのかもしれません。ほんのりレモンの香る炭酸ミネラルウォーターのようで、飲み物？食べ物？ゼリィ？寒天？迷ってみるのもレトロ乙女ごころ。

お客さん自身が、青いライトの空間で、ただよい、そして泳ぐ、舞台装置。テープルのステージでまず始まる撮影会。どこか演劇的な、お店もゼリーもここでしかありえない空間です。1度は。京へお越しの折りは。