朱色が褪せてきた「平安神宮」
- 4.0
- 旅行時期:2017/10(約8年前)
-
-
by Ake Bingaさん(女性)
下鴨・宝ヶ池・平安神宮 クチコミ:46件
平安遷都1100年を記念して1895年に創建された「平安神宮」は、明治維新によって市内が荒廃し、首都が東京に遷され衰退してしまった京都の町おこし的な事業で、京都復興を願うものでした。
大極殿や応天門、蒼龍楼、白虎楼など平安京を再現したスケールの大きい美しい社殿に、京の都を感じることができる、新たな京都のシンボルとしてその後120年ほどの歳月が過ぎてきたのかと思うと、現在の観光都市京都の礎はここに始まったのではないかと感じます。
若かりし頃、古色の寺院巡りが中心の修学旅行で訪れた時、平安神宮の鮮やかな朱色に「古都」を感じることができず(勉強不足で…)違和感があったことを覚えていますが、あれからウン十年も経つと、随分朱色も色褪せてきたものだと感じました。
今回は時間がなく、神苑は拝観しませんでしたが、四半世紀も前の4月上旬、引っ越し間際に「紅しだれコンサート」に行ったことが懐かしく思い出されます。
春にもう一度訪れてみたいと思いました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/10/30
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する