札幌とその周辺でスリルが味わえる代表的な2つの山の一つ
- 4.0
- 旅行時期:2017/10(約8年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
石狩・当別・厚田 クチコミ:100件
黄金山と八剣山。
札幌とその周辺でスリルが味わえる代表的な山です。
八剣山は札幌市内ですが、黄金山は石狩市浜益にあって、札幌からは直線で60kmほど離れています。
浜益までのバス便はあまりなく、車でアクセスします。
浜益の川下地区に来ると、樺戸山群に混じって一つ異様な、ひょこっと切り立った山が見えます。
標高740mあまりの黄金山です。
その黄金山に向けて、川下地区で国道231号オロロンラインから滝川方面に曲がり、そこから7kmほど進みます。
そして、浜益川に架かる実田橋を渡ったところに黄金山登山口の看板が立っています。
更にそこから未舗装の林道を行くこと4kmあまり。
トイレと休憩所を兼ねた小屋と駐車スペースのある登山口に到着します。
林道は緩やかな傾斜で、路面はそれほど荒れてはいませんが、自転車の場合は、時々露出した石のつぶてや凹凸を避けながら、徐行運転をしないとパンクするでしょう。
登山コースは、新道と旧道に分かれています。
登山口から小沢を越えながら10分程登ると、その分岐に出ます。
水場があって、始点からの距離などがまるで利尻山の甘露泉水を思い起こさせますが、こちらの水量は少ないです。
頂上までの距離が新道1107m、旧道1095mと、そして777という看板が立っており、このうち777とは、新道側にたまに立つ登山口からの距離を表す看板と思われます。
山頂で1884になります。
おススメは登り旧道、下り新道です。
旧道は、途中の折り返しまで比較的緩く、その後、新道との合流が近づくにつれ、足場を慎重に選ばなければならない程の急登になります。
新道は、初めの草原を越えると、傾斜がずっと続く感じです。
旧道を行くと、森が途切れた所では、山頂や周囲の山並みが見えます。
そして、折り返したところから傾斜が出てきて、ついにはロープを使いながら、岩を、足を引っかける場所を考えながらまたいでいく急登に変わります。
傾斜は60°以上はあるかと思われ、振返ると高度感もありますが、比較的木々が生えているので、八剣山よりは怖くありません。
だいぶ山頂が近づいたところで、新道に合流するため、やや横道になりますが、道幅はほとんどなく、ロープにつかまり、足を石に引っ掛けながら進みます。
ここで、出来れば足を止めて周囲の風景を眺めると、浜益川の平野に川下地区、そして日本海が見えるのですが、高度感があって怖いという人はそのまま下を見ずに進んでください。
新道と合流したら、あと10分程度で頂上に到着します。
ニセピークを一回越えて、すぐ山頂です。
山頂からは360°見渡すことができ、日本海、浜益川の平野、樺戸山塊などが見えました。
なお、下山後、ぜひおすすめしたいのが浜益温泉です。
黄金山登山のためにあるのではないかと思えるほど、黄金山からはアクセスのよい場所にあって、実田橋からは3.5kmほどの場所です。
今回の黄金山は、登り、下りとも1時間弱。
札幌からの日帰り自転車の山旅でした。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 景観:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 1.0
クチコミ投稿日:2017/10/29
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