稀有の人物の生涯がよく分かるように展示されていて興味深い
- 4.5
- 旅行時期:2017/08(約7年前)
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by toshikunさん(男性)
南紀白浜 クチコミ:7件
朝9時の開館に合わせて行った。県道34号線から臨海バス停前で分岐して番所山の方に西向きに入るのだが、曲がってすぐに道が左右に分かれている。しかも正面に「南方熊楠記念館」と「水族館」の案内板があるのだが、左右両方に矢印が付いている。え?どういうこと?と戸惑うが、実はどちらに行っても先で一緒になる。左側はお土産屋「珊瑚礁」に行く道で、本来は右側が正しいルートだろう。さらに進んでいくと、左に記念館の入り口があり、奥に駐車場がある。一旦車を停めて門まで歩いていくと、相互通行の信号が設えてあって、まだ奥に車で行けるようだ。グーグルマップのストリートビューで見るとこの信号がなく、門に車進入禁止と書いてあるが、看板には「歩行が困難な方は玄関まで車でどうぞ」と書いてあるのが見える。ここから玄関まで急な坂なので、高齢化で辛い人が増えているのだろう。信号に従って、車で坂を登ると上に18台の駐車場がある。内3台は車椅子用だが、じつはこの後さらに階段をかなり登らないと記念館には行けない。なので車椅子の人はさらに玄関まで車でお越し下さいとなっている。妻は膝が悪いので、帰りには玄関まで来させてくださいとお願いして、車で迎えに行った。一部かなり狭い部分と急な坂道で急カーブがあって、運転には注意が必要だ。また、玄関前はさほど広くなく、方向転回に何度も切り返さなくてはならなかった。車いすを載せるような大きなワンボックスは大変だろうと思う。記念館の展示は2階にあるが、エレベータが利用できる。冷房が効いて涼しい。南方熊楠の少年期から青年期、渡米、渡英の様子、孫文や柳田邦夫ら友人との交友関係、粘菌の研究成果、裸での生活の様子や奇人振りや、昭和天皇への進講など、この稀有の人物の生涯がよく分かるように展示されていて興味深い。若いころの写真を見るとハンサムだし、大抵は怖い顔になるデスマスクさえ鼻が立派でいい顔をしている。特に本を読むだけでは理解が浅いとして筆写の多さに驚く。入場大人500円、障害者割引はなく、代わりに記念の葉書をくれるようだ。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 2.5
- 急な坂道が続く、玄関まで車で行くと狭い急坂
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 空いていた
- 展示内容:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.0
- エレベータあり、玄関まで車送迎可能
クチコミ投稿日:2017/09/08
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