西国三十三観音 第十五番札所
- 5.0
- 旅行時期:2017/05(約9年前)
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by azuraさん(非公開)
東山・祇園・北白川 クチコミ:116件
真言宗総本山 泉涌寺派の塔頭寺院です。
音無川の水音と、もみじの新緑に包まれた
とても静かなお寺でした。
近くに超有名な紅葉の名所がありますが
こちらも、一面の紅葉で紅葉も期待出来そう
です。秋にも又訪ねてみたいなと思いました。
昨今の京都では中々味合えない、静かな京都を
体験されたい方にはオススメの場所です。
そんな今熊野観音寺に纏わる逸話は
弘法大師が山中で修行されている時
白髪の老翁に姿を変えた、熊野権現から
十一面観音を授けられ、この地に観音さまを
祀る様に告げられたそうです。大師は早速
嵯峨天皇にお話して観音寺を建立。
その時手にしていた錫杖で岩の下を突くと
清水が湧き出たそうです。これが「五智水」
現在も湧き続けています。
その後、後白河法皇が熊野権現を祀り
この山を新那智山、この地を今熊野と名付けた
そうです。それから今熊野観音寺と呼ばれる
様になったそうです。
普段から頭痛に悩まされておられた
後白河法皇は、今熊野観音寺でご祈祷すると
頭痛が治るという噂を聞きつけ、お参りに
通われる様になったそうです。
ある日、観音寺に参って床に着くと、枕元に
今熊野観音さまが現れ姿を消されたそうです。
翌朝、頭痛は嘘の様に治っていたとのこと。
この噂は広まり、頭痛平癒、ぼけ封じと頭の
病気が、治ると熱い信仰を集める様になった
そうです。
境内にはぼけ封じ観音さまもおられ
一番札所となっています。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 社員・団体旅行
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/06/04
いいね!:2票
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