増田で一番古い蔵造りの家
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- 旅行時期:2017/04(約9年前)
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by masa8982さん(男性)
横手 クチコミ:7件
横手市増田地区に並ぶ内蔵を持つ家屋の中で、一番古いものです。佐藤又六家は近くにある佐藤三十郎家の分家だそうですが、増田地区最大の豪商で、増田銀行(現北都銀行)の設立に際しても発起人の一人として多額の投資をした位の名家です。蔵造りの家屋を建設したのも、当時の代官から火災時の火避けも兼ねた形で家を作って欲しいとの要請があったからだそうです。
外見上は他の家屋とあまり変わりませんが、生活空間である主屋部分が既に蔵になっており、奥に倉庫としての蔵が繋がっている、という構造をしています。その意味では、道路に面した店舗部分から既に内蔵になっているわけです。これは、2階ベランダ部分の壁が土蔵になっていることからも判ります。また、入口にも一般的な土蔵で使われる立派な扉が設えられています。他の家屋はこのような構造をしていないので、非常に珍しい構造です。内部に使われている柱や梁などは物凄く立派なもので、当時の佐藤家の財力の凄さが判ります。
見学料は300円で、パンフレットを無料で頂くことが出来ます。また、佐藤家の方が詳しく案内してくれます。増田地区を代表する家屋ですので、増田に凝られたら是非見学することをお勧めします。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/05/21
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