震災の爪痕がまざまざと残っていました
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- 旅行時期:2017/04(約9年前)
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by masa8982さん(男性)
熊本市 クチコミ:16件
熊本市内にある加藤家の菩提寺です。本妙寺、浄池廟、清正公の像と3段構えになっています。一番天辺の清正公の像がある場所からは熊本市内が一望できます。また、車でも上ることができるので、楽をしたい方はどうぞ。
こちらへは市電の本妙寺入口、または熊本都市バスの本妙寺前が最寄になります。なお、熊本城から市電に乗って本妙寺に行くと、かなり遠回りになります。熊本城から向かう場合、市役所前から柿原公民館行き(壺1)に乗って行くと無駄がありません。
電停なりバス停から向かっていくと、まず、コンクリート製の大きな白い仁王門が見えます。普通、仁王門というと仁王様は1階部分に居ると思うのですが、こちらは2階部分に鎮座しています。特徴的な建物ですが、土台の部分がやられている様で、潜り抜けは出来ません。仁王門を迂回して進むと桜並木の参道が続いていますが、各寺院とも石垣や墓石が倒れています。本妙寺の本堂は特に壊れている様子は見えませんでしたが、参道の時計台は崩壊していました。桜が満開に近い状態だったので、余計に悲惨さが増していました。浄池廟に向かう胸突雁木も中央の石灯籠が倒れていて、震災の爪痕をまざまざと見せ付けられます。浄池廟は破損しているようには身えませんでしたが、その先にある清正公の銅像に続く階段の両脇の灯篭は倒れていました。過去にも訪れたことがあるので、その時と比較すると悲しくなりました。
熊本の中心部を歩いていると、熊本城を除いて震災の影響は感じられませんでいたが、ちょっと離れるとまだまだ残っています。こういう普段の生活に直結しない場所は後回しにせざるを得ないことは理解できますが、一刻も早く復興して欲しいものです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2017/05/01
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