最北限域のコナラの林下にミズバショウ

3.5
旅行時期：2017/04（約9年前）

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広場の背後に谷戸の森が広がる公園です。
森はコナラの純林とのことで、このあたりが最北限らしく、学術的に価値があるそうです。
秋はきっと、紅葉やドングリ拾いが楽しめるでしょう。

しかし、訪れたのは4月下旬。
春まだ浅く、コナラの芽吹きもまだで、林下まで明るい日の光が届いていました。
そんな谷戸の湿地に、白い苞がチラホラ見えています。
ミズバショウが群生しています。
特に谷戸の下流の方へ行くほど多く生えています。
二里川と合流する北星大学の建物の裏あたりが多く群生して見応えがあります。
こちらからなら、地下鉄東西線大谷地駅から裏手のサイクリングロードに出て、北星大学の横から入っていけば、アクセスも比較的楽です。

ミズバショウの時期は、4月中旬から下旬で、その年の気候にもよりますが、20日過ぎ辺りが見ごろかと思われます。
谷戸にはエゾノリュウキンカも1株生えていたほか、エンレイソウも首をもたげていたので、ミズバショウの見ごろを逸しても、他の春の花もわずかに楽しめるかもしれません。
カタクリの株も見つけましたが、森が深く、日当たりが悪いせいか、つぼみはつけていませんでした。