あの昔話って実話だったの!!
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- 旅行時期:2017/04(約9年前)
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by ウェンディさん(女性)
館林 クチコミ:5件
群馬県のとある田舎。
そこには、あの昔話の基となったお話が伝わるお寺があります。
日本の子供ならば小さい頃、一度は聞いたことのある昔話【ぶんぶく茶釜】。
ぶんぶく茶釜は茶釜に化けたタヌキが繰り広げるコメディタッチの昔話ですが、実は子供向けのお話として編集されたのはごく最近ここ100年程度の事で、お寺に伝わるオリジナルのお話はもう少し、シリアスな内容です。
【ぶんぶく茶釜】のお話が残るのは、群馬県館林市の茂林寺。
禅宗の古くからあるお寺で、山門や本殿はかやぶき屋根の趣のある姿を今に残しています。
総門から山門までの参道には寄進されたであろう(多分)タヌキの像が並んでいて、その姿はとてもユーモラス。
お寺には、昔話が伝える分福(ぶんぶく)茶釜があり、その本物を見ることも可能ですが、宝物殿に収納されているので入館料300円が必要です。
宝物殿に関しては、茶釜以外は残念ながらあまり見るべきものはありません。(お寺の内部の写真撮影は2017年4月現在、禁止されています)
オリジナルのお話の種明かしをしてしまうと面白くないので、是非現地に行って、自分の目で本物の茶釜を見て、その真偽のほどを考えてみてください。
参道の狸たちには色々と不思議があり、眺めていても楽しいですよ。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 4.0
- 最寄り駅の茂林寺前駅から徒歩10分弱
クチコミ投稿日:2017/04/10
いいね!:7票
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