鶴岡を代表する擬洋風建築
- 4.0
- 旅行時期:2017/02(約7年前)
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by masa8982さん(男性)
鶴岡 クチコミ:15件
致道博物館の敷地内に建てられている擬洋風の建物です。名前の通り、元々は役所として建てられたものですが、明治天皇の東北巡幸の際には宿舎として使われたという、由緒のある建物です。建築当初は現在の鶴岡市商工会議所の位置に建てられていたそうですが、老朽化を防ぐために、現在の致道博物館内の位置に移築されたとのことです。
こちらの建物は4層建てになっていて、日本人が考える『洋風』というイメージに物凄くマッチします。煌びやかな装飾などは無いのですが、高楼に配した時計台や、白く塗られた横向きの外壁、沢山の大きな窓等、従来の日本の建築とは明らかに違います。きっと、当時の人はこの建物を見て度肝を抜かれたでしょうね。実際、当時の県令だった三島通庸の目的も、文明開化を鶴岡の人々に見せつけ、時代が変わったことを理解させることだったようですし。
中の展示物は外見と比較すると少々残念な感じです。考古学的なものと明治期の風俗に関する資料が展示されているのですが、目を惹くようなものはありませんでした。また、2階から上に昇る事も出来ませんでした。建物そのものは素晴らしいのですが、この点はマイナスですね。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2017/03/12
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