兜の弾痕に武運を感じました
- 4.5
- 旅行時期:2016/12(約9年前)
-
-
by アジア好きの晴れおじさんさん(男性)
山形市 クチコミ:28件
山形市が設置運営する資料館。NHKの大河ドラマ「天地人」の放映に合わせたように平成21年から無料化されました。
その時に見た最上義光着用の兜の弾痕が印象に残っていたので、再訪しました。
ホールの人形や発掘物は自由に撮影できましたが、展示室内の資料はやはり撮影禁止。残念な思いでガラスケースに収められた兜をシゲシゲと眺めていると、解説ボランティアの方でしょうか、法被を着た中年女性が寄ってきて、弾痕の説明をしてくれました。
「東京国立博物館東洋館のようにストロボを焚かなければ撮影可としてくれれば有難いんですけどねぇ。」と呟いたら、「一応撮影禁止ですけど、熱心な方なんかは・・・。周りに誰もいないし、私も、もう向こうに行きますから。」と、暗に撮影を促されました。
自称「正義の味方」の私は暫く逡巡しましたが、せっかくの厚意を無にしても悪いと思って、1枚だけ撮影しました。
「関ヶ原の戦い」の東北版と言える「慶長出羽合戦」。上杉軍鉄砲隊の撃った弾が最上義光の兜に当たったものの弾かれて一命を取り留めた歴史的な弾痕。この武運がなかったら、山形の歴史は変わっていたことでしょう。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.0
- バリアフリー:
- 5.0
クチコミ投稿日:2016/12/24
いいね!:6票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する