坂上田村麻呂が創建した由緒あるお堂
- 4.0
- 旅行時期:2014/05(約12年前)
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by QUOQさん(非公開)
平泉 クチコミ:20件
厳美渓と毛越寺の間にある毘沙門天を祀ったお堂です。801年に征夷大将軍の坂上田村麻呂が、この地の蝦夷征伐を記念して建立したという歴史ある毘沙門堂です。火災のたびに再建されていて現在の建物は昭和36年の建立だそうです。
このお堂は岩壁にへばりつくように懸崖造で建てられているのが特長。懸崖造を各地で見てきた人にはあまり目新しさはないかもしれませんが、見慣れてない人には珍しいと感じるのではないでしょうか。毘沙門堂の内部は通り抜けることができます。ただし撮影は禁止となっていました。
奥の岩壁には岩面大仏と呼ばれる磨崖仏があります。明治29年の地震で首から下は崩落してしまったとかで、顔の部分しか残っていません。毘沙門天や大仏などは仏教かと思うのですが入口には鳥居があり、神仏習合の影響がみられていました。このほかに辨天堂、鐘楼、不動堂、金堂、閼伽堂などもあるので、順路に沿って回ってください。
拝観料は大人300円。駐車場は道路を挟んだ向かいに無料駐車場あり。道路からでも木の間からチラッと見えます。路線バスは1日1本しかないので、マイカーまたはレンタカーでのアクセスが便利。位置的に厳美渓、毛越寺、中尊寺などと合わせて観光するのがおすすめです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 車がないと不便な場所。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 混雑なくゆったり拝観できました。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 懸崖造のお堂、岩面大仏。
クチコミ投稿日:2016/11/26
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