若くして散った特攻隊員を祀る場所です。
- 5.0
- 旅行時期:2016/09(約9年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
知覧・南さつま・日置 クチコミ:7件
知覧特攻平和会館の隣にある特攻平和観音は、先の大戦末期に沖縄戦に於いて陸軍の航空特攻を敢行し、若くして散った特攻隊員を祀っています。昭和30(1955)年9月28日に旧知覧飛行場跡地に建立された知覧特攻平和観音堂には、法隆寺の夢殿に奉安してある秘仏の『夢ちがい観音像』を特別な許可を得て謹鋳した一尺八寸(54cm)の金銅像が安置されており、観音像の体内には特攻勇士の芳名を謹記した巻物が奉蔵されています。
この観音像を知覧特攻平和観音堂に持ち込んだのは、他ならぬ『元航空総軍司令官』と『元第6航空軍司令官』のお二人です。インパール作戦や特攻を指揮した両者が鎮魂のためという思いを本当に持っていたかどうかは定かではありませんし、今となっては知る由もありません。しかし謂れはともかく特攻隊員として『死ぬこと』を余儀なくされた若者を祀っていることには違いありません。
歴史を知らずして未来は語れず…その意味も込めてぜひとも訪れて頂きたい場所でもあります。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 知覧特攻平和会館となり。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 夕方だったので誰もおられませんでした。
- バリアフリー:
- 3.0
- 階段はありました。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 厳粛な雰囲気が伝わってきます。
クチコミ投稿日:2016/10/07
いいね!:8票
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