北斎と一茶の競演です!
- 4.5
- 旅行時期:2016/07(約9年前)
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by norisaさん(非公開)
中野・小布施 クチコミ:2件
このお寺は1472年ということですから各地の名刹に比べ古くもなく、規模も決して大きくはありませんが有名な絵と句碑があります。
まずは葛飾北斎の晩年の大作、大鳳凰図があります。
北斎はこの小布施に4年も住んでいた縁もあって、このお寺の本堂に何と畳21畳もの大きさの鳳凰を描いています。
本堂はさほど大きくありませんが中に入ると北斎の大鳳凰図とご対面。
しかし、さすがに撮影禁止(これは納得)ですし、さらにはドタドタ歩くと天井の絵の具が剥落するということでじっと椅子に座っての拝観になります。
この天井絵は畳21畳ですからその迫力に圧倒されます。
晩年にこれを描いた北斎。
その画力はもちろん、気力、体力に感服しますーーー。
次に有名なのが小林一茶がここで詠んだと言われる池と句碑があります。
そう、「痩せ蛙負けるな一茶ここにあり」です。
あまりに木々が密集しているため「一茶句碑」を探すのも一苦労です。
(注意書きがあり、庭には立ち入ることができません)
この有名な一茶の句は繁殖期の弱弱しいオスのカエルを応援したもののようです。
これだけ有名人にゆかりのお寺ですが拝観料は300円と良心的ですし、駐車場も無料でゆったりしていますからおススメです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/08/30
いいね!:25票
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