花街の跡
- 3.0
- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by はまちゃんさん(男性)
那覇 クチコミ:468件
県道43号線の“久米南”の交差点を北西(県道47号線)へ100mほど歩いて、左手に50mほと入った右側に「辻村跡」の説明用石標があります。
説明用の標石には『琉球王府時代より、唐や東南アジア諸国、日本の要人たちをもてなす「ジュリ」と呼ばれた遊女らが暮らし、独自の芸能・料理文化を発展させた花街の跡です。1897年(明治12年)の沖縄県設置(琉球処分)以降、政財界の要人や役人、地元の商人などの接待や宴会、宿泊する場所として栄え、沖縄県下最大の社交場であったが、1944年(昭和19年)10月10日の空襲により消滅し、その幕を閉じた。』という意味のことが記載されています。
偶然、周辺を散策していて見つけた説明用石標でしたが、解説文とともに写真も掲載されていて当時の様子がよく判りました。現状は、説明用石標が立っているだけでその遺構らしきものは残っていませんが、周辺には比較的大きな料亭があるので、社交場としての歴史をつないでいるように見えました。
所謂、観光ポイントではないと思いますので、沖縄の歴史に興味ある方にオススメします。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/07/28
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