琉球王国時代の競馬場跡
- 3.5
- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by はまちゃんさん(男性)
那覇 クチコミ:468件
首里の末吉公園(末吉宮跡)の北側、ゆいレールの儀保駅から歩いて10分足らずのところにあります。
1695年に造られたという琉球王国時代の馬の調教及び競馬場跡です。琉球王国の二大馬場の一つで、長さは約300mにも及ぶ直線で、幅は約15m程、馬場の中央には、国王が競馬を見物する御桟敷もあったとか。1897年(明治12年)の沖縄県設置(琉球処分)以降は、神社の例大祭の時にしか使われなくなり、1941年(昭和16年)の日米開戦の影響により、陣地壕構築のため馬場は掘り起こされて畑となったさそうです。
現状は、広い通りの両側に民家が並ぶ静かな住宅街になっていて、競馬場の遺構は全くなく、説明用の石碑があるだけです。それでも、説明板には詳しい歴史とともに、古い写真が載っていて、300mほど一直線に伸びた広い通りにその写真を照らし合わせると往時の姿を偲ぶことができました。
通りのすぐ南側には”末吉宮跡”があります。合わせて、散策されると良いでしょう。
この辺りには、古都首里の遺跡がたくさんあります。私は、首里城公園管理センターで頂いた“首里城首里巡り”という絵図マップを参考に散策しました。首里の歴史に興味ある方は、首里城を訪れたら、絵図マップを入手して散策されると良いと思います。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/07/26
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