福島関所の関守・山村氏の文化資料館
- 4.0
- 旅行時期:2015/11(約10年前)
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by ろーかるせんさん(男性)
木曽・塩尻 クチコミ:7件
木曽谷を治めた代官で、福島関所の関守を勤めた、山村氏の屋敷跡です。現存しているのは下屋敷の一部だけで、「城陽亭」と呼ばれる建物に、武具・馬具、調度品、書画などが展示されています。
展示物には、山村蘇門の著した「忘形集」の版木や「清音楼集」の紹介など、文学や漢学に関わる資料・書物が多くありました。座敷には、豪華な饗応料理の食品サンプルが展示されています。木曽駒ケ岳を借景とする設計の、築山泉水式の庭園もあります。
「お末社さま」という祠を祀る部屋があります。木やりを歌ったというキツネを祀る御社で、御神体として納められている、キツネのミイラを参拝することができました。
「城陽亭」は山村良棋公の書斎「看雨山房」を中心とする建物で、敷地内には、蘇門と交流のあった石作駒石の書斎「翠山楼」も移築されています。
代官職に関わる資料より、書籍などの展示が多く、山村氏の文化的な面を紹介する資料館のように感じられました。福島関所資料館と併せて見学するのが良いと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/06/30
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