ちょっとした散策が楽しめる
- 3.0
- 旅行時期:2016/06(約10年前)
-
-
by しそまきりんごさん(男性)
厚別・豊平・真駒内 クチコミ:281件
1911年、旧歩兵第25連隊と地元民により建設されたという、平岸と月寒を結ぶ道路。
現在では、丘陵地にマンションや住宅が建ち並ぶただの市道と化しており、車では難なく通り過ぎてしまいますが、歩きなどではちょっとした散策が楽しめるルートとなっています。
ただし、2.5kmほどの距離がありますが、アップダウンが結構あって、歩きや自転車でもちょっと大変で、建設の労苦が偲ばれます。
あんぱん道路は、地下鉄東豊線月寒中央駅付近から地下鉄南北線南平岸駅のところまで続いています。
どちらかというと、月寒側から行った方が、(きつい上りもありますが、)下りの方が少し長くて良いと思います。
道沿いには、アンパン道路を示す標識もありましたが、平岸側に行くにつれ、大きな通りに吸収され、テレビ局HTBの前に至っては、りんご坂通りというかわいらしい響きの名前に変わってしまっていました。
月寒側ですが、道沿いには或る建築家が建てたという変わった形の民家(“旧たくんち”)があり、現在ではコーヒーショップ(札幌珈琲館)になっていて、本格コーヒーの他に簡単な軽食もいただけておすすめです(駐車場あり)。
また、道路建設の契機となった豊平町役場跡(現札幌市月寒児童会館)の解説板があったり、名前の由来となった月寒あんぱん本舗が国道36号線の地下鉄月寒中央駅の南側付近にあったりします。
月寒あんぱんは、月餅とアンパンを足して2で割ったような味わいで、建設に携わった人達と同じように味わいながら散策してみてはいかがでしょうか。
また、あんぱん道路を少し離れれば、池や広場、林中の散策が楽しめる憩いの月寒公園や、北部軍司令部本部の門柱が移設され、忠霊塔がある平和公園(2つの史跡以外は至って普通の公園)があって、散策の休憩もできます。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/06/20
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する