琉球王国時代の高級女神官の神殿跡
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- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by はまちゃんさん(男性)
那覇 クチコミ:468件
世界遺産のひとつ、“玉陵”のすぐ近く、寒川通り(県道50号線)に面する“琉染”と言う染物屋さんの右手横の道を北側に少し入ったところに「真壁殿内跡」の石標が建っています。
『琉球王国時代の高級女神官の一人「真壁大阿母志良礼(マカンウフアンシタリ)」の神殿及び住居跡です。
真壁大阿母志良礼は、最高女神官「聞得大君(きこえおおきみ)」の下におかれた三人の高級女神官の一人で、聞得大君を補佐して国王の長寿・国の繁栄・五穀豊穣・航海安全を祈願するほか、王国祭祀で重要な地域の御嶽や神女(しんじょ)(ノロ)を管轄した神官です。詳細に付いては、現地にある石標の説明板の写真を添付しますので参照ください。
明治期に神殿は天界寺の一角に移されましたが、沖縄戦で失われ、現在、天界寺跡には真壁殿内の井戸が残されているそうです。
と言うことで、現在、この地は空き地になっていて遺構はなにも残っておらず、観るものはありませんが、説明板を見てたった3人の女神官が琉球全体にわたって重要な役割を果たしていたことに驚きました。
この辺りには、古都首里の遺跡がたくさんあります。私は、首里城公園管理センターで頂いた“首里城首里巡り”という絵図マップを参考に散策しました。首里の歴史に興味ある方は、首里城を訪れたら、絵図マップを入手して散策されると良いと思います。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/06/08
いいね!:2票
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