江戸時代から現代へと続く医療の大河ドラマ館
- 3.5
- 旅行時期:2016/04(約8年前)
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by 経堂薫さん(男性)
耶馬溪・中津・玖珠 クチコミ:6件
中津駅の西側、城下町の風情を今に伝える諸町通り。
その中ほどにある中津市歴史民俗資料館の分館です。
村上医家の初代宗伯は寛永17(1640)年、この地に医院を開業しました。
その建物を元に、同家に伝わる数千点もの資料を展示しています。
建物そのものは江戸時代以来の古民家。
内部には書物や医療器具などが所狭しと陳列されています。
七代目玄水は九州で初めて人体解剖を行い、その詳細を記した「解臓記」も展示されています。
また、幕末シーボルト事件で追われる身となった高野長英を匿ったという蔵が裏庭に立っています。
見かけは小さいですが、内側は江戸から明治へと日本の医学がたどった軌跡を見渡せるほど茫洋とした史料館です。
ちなみに史料館すぐ近くにある村上記念病院は、この村上家の病院です。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/05/28
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