和久傳の灯りは東山花灯路の灯篭より心に沁みます
- 5.0
- 旅行時期:2003/08(約22年前)
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by 実結樹さん(女性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:32件
クラツリの8月の京都泊のツアーは夕食無し。
これ幸いと憧れの和久傳に予約を入れました。一見さんでもOKです。
予約時間には女将をはじめ、お店の方が玄関で待っていて迎え入れてくれました。
入口に程近い個室は6畳の掘り炬燵式の座卓。
部屋専用の化粧室があるので、他の部屋の客と顔を合わせることなく終始、食事を楽しむことが出来ます。
桶の中で跳ねている鮎を板前さんが部屋に熾した炭火で目の前で焼いてくれたこと。
孟宗竹に入った和久傳謹製の冷酒が美味しくてすっかり酔ってしまったこと。
お土産に名物の蓮根の銘菓「西湖」を一折頂いた事ぐらいしか今になっては覚えていません…。
東山花灯路の灯りは工夫が凝らされていてそれなりに見応えがあります。が、
和久傳玄関の控え目で上品な灯りは、花灯路の灯りとは一線を画す、一過性ではない「地に足の着いた輝き」を放っているように思えました。
予約した客にしか頑として門を閉ざしている佇まい。
多分、もう二度と体験できないような贅沢な時間が、13年前、そこにはありました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人当たり予算:
- 10,000円以上
- 利用形態:
- ディナー
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 5.0
- 観光客向け度:
- 5.0
クチコミ投稿日:2016/05/06
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